人間ドックにかかる自分によくこんな言葉をかける人がいて
そのとおりいつもどこもなにも出たことは無かった
運動をするようにしましょうとか
野菜の量を増やしましょうとか
は毎回の指導だが
実は胸が苦しくてなどと相談しても
データに何も出てませんから
と安心させてもらっていた
50を過ぎてはじめてのドック結果は様子が違い
2件について精密検査を勧めるものだった
結果
何もなかったわけではないが
急を要するものは現段階ではなく
これまでどおりの生活を送れそうだ
何度か病院に通いいくつかの検査を体験した
決して楽な検査ばかりではなかった
検査だけでここまで肉体的、精神的、金銭的負担を強いられるのだ
軽々しく口に出せることではないが
病をもつとはどれだけのことかと
病と闘うとはどれだけのことかと
病と生きるとはどれだけのことかと
軽々しく口に出せることではないが
思いをいたす自分がいる